- 2 -河津 映像のクオリティと、映像制作に挑んだわれわれの姿勢に対して好意的に評価する声を多数いただきました。公開の場が限られているにもかかわらず、予想以上の反響があったと感じています。 チームメンバーの清水や鳥巣からも話があったように(前篇参照)、人の関与があったからこそクオリティが上がり、チームメンバーの協力によって数々の困難を乗り越えて公開にこぎつけたという舞台裏が見えづらく、生成AIならこんな映像が一発でつくれるといった受け止め方もあった ようです。生成AI活用のリスクとは株式会社三井住友フィナンシャルグループ/株式会社三井住友銀行デジタル戦略部 上席部長代理 SMBCが、2024年11月に公開した映像作品「オズの魔法使い 」。生成AIと人の共創による新しい試みだけに、作品を公開するまでにはこれまでに経験したことのない様々な困難がありました。プロジェクトメンバーはそれをどう乗り越えていったのか。メンバーの一人、SMBCグループ・デジタル戦略部の河津 真氏の体験談をもとに、AI活用における「金融機関ならではの信頼性担保 」と「旧来の固定観念にとらわれない新しい挑戦 」の両立に向けて奮闘した舞台裏の様子をお伝えします。——生成AIと人との共創による映像を公開し、新しいチャレンジを続けるSMBCの企業姿勢を広く伝えることができましたが、それを見た周囲の反響はいかがでしたか。クリエイティブに挑むSMBCの挑戦!その裏側に迫る河 津 真 氏~生成AIと人との共創プロジェクトがもたらす未来(後篇)
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